みおり隊長(進行・ナレーション担当)
「街を歩いていると『なんでこうなってるんやろ』が山ほど出てきます。 駅の名前、公園になった一等地、沈んだ土地、増え続ける商業施設。 このシリーズでは、その答えを決算資料や統計みたいな“もとの数字”から組み立てます。 現地で撮ってきた映像とセットで見てもらえると、いちばん腑に落ちるはずです」
数字帳 — このシリーズで扱った数字
気になる数字から、その回へ飛べます
※ 数字は各回の公開時点のものです。出典は動画内で明示しています。制度や統計は更新されるため、最新値は各公表元でご確認ください。
エピソード一覧 — 新しい順
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EP11
道頓堀は誰の街になったのか|1,760万人が落とすカネと、400年前に川を掘った男
2025年に大阪へ来た外国人は1,760万人、道頓堀の地価は1年で25%上昇。落ちたお金は家賃・チェーン本部・宿泊運営の3か所で止まり、芝居の街400年の看板は消えた。
- 1,760万人2025年 大阪府の訪日外客数(過去最高・全国の約41%)
- +25%道頓堀1丁目の公示地価上昇率(950万円/㎡・府内1位)
- 1615年道頓堀川の完成(安井道頓が私財で開削を始めた川)
この回の組み立て(章立て)
- 1,760万人の街
- カネは3か所で止まる
- にぎわいの請求書
- 道頓堀の「道頓」って誰?
- ♪ 道頓さんの川(主題歌)
動画公開後の動き(2026-09)主題歌「道頓さんの川」(動画13:42〜)の歌詞全文と舞台は、イメージソング特集ページに掲載。
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EP17
梅田で迷うのは、あなたのせいではない|4つの会社が60年掘った迷宮
単体で最大級の地下街は梅田ではなく心斎橋のクリスタ長堀。梅田の地下は4つの会社が60年かけて別々に掘った小さな地下街の寄せ集めで、迷いやすい場所は掘った会社の境目と重なる。
- 4つ名前のついた地下街(ホワイティ・ドーチカ・三番街・ディアモール)
- 60年1963年ウメダ地下センターから続く増築
- 約8.2万㎡クリスタ長堀の延床面積(ホワイティ+ドーチカでも半分以下)
この回の組み立て(章立て)
- 迷宮の中身
- 誰が掘ったか(60年の年表と4つの会社)
- なぜ迷うのか(大阪工業大学の歩行実験)
- ダンジョンは、まだ増築中
- ♪ 梅田ダンジョン(主題歌)
動画公開後の動き(2026-09)2031年春のなにわ筋線開業で梅田の地下はさらに広がる。主題歌「梅田ダンジョン」(動画11:52〜)の歌詞全文はイメージソング特集に掲載。
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EP10
大阪が日本一だった8年間──「大大阪」は何を残したか
100年前、人口211万人で東京を抜いた「大大阪」。日本一は8年間だけだったが、その間に生まれた御堂筋・地下鉄・天守閣はいまも全部現役。
- 211万人1925年の大阪市人口(東京市は約199万人)
- 6m→44m御堂筋の道幅(1926年着工・1937年完成)
- 150万円大阪城天守閣の再建に集まった市民の寄付
この回の組み立て(章立て)
- なぜ日本一になれたのか(理由は3つ)
- 8年間で何を作ったか(御堂筋・地下鉄・天守閣)
- 抜き返された日と、残ったもの
動画公開後の動き(2026-09)大阪城天守閣は2026年11月7日で復興95年、御堂筋は2027年5月11日で完成90年を迎える。2025年には第2次市域拡張(1925年)から100年が経った。
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EP09
梅田に店は多すぎないか|3つ目のルクアと2027年
LUCUA SOUTHとグラングリーン全面開業を控える梅田で、大丸は売り場の4割を手放した。椅子は増えるのか。
- 3つ目LUCUA SOUTH(2026年4月5日 第1期開業)
- 4割大丸が手放した売り場
- 2027年全面開業が重なる年
この回の組み立て(章立て)
- 何が増えるのか
- 奪い合いの3組
- 椅子は増えるのか
- 核心:床の交代
動画公開後の動き(2026-08)LUCUA SOUTH第2期は2026年11月・12月に順次開業(サンリオの新業態、ちいかわパークストアが全国初出店)。うめきたの森は11月20日開園。
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EP08
大阪の土地が9.2%上がった|上がった街と、置いていかれた街
大阪市24区すべてで地価が上昇。上昇率トップ10のうち観光地はわずか2つだった。
- +9.2%大阪市の全用途平均変動率
- 24区すべてプラス圏の区
- +25%道頓堀1丁目の上昇率
この回の組み立て(章立て)
- 何が起きたのか
- 上がり方は3種類
- 一番高い土地は動かない
- 核心:バブルなのか
動画公開後の動き(2026-09)この回は3月公表の「地価公示」が題材。9月に公表される「都道府県地価調査(基準地価)」は別の統計で、公表後にここへ追記予定。
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EP07
なぜ大阪メトロだけが儲かるのか|利益528億円の中身
過去最高益528億円の大阪メトロが「来年は128億円の減益」と自分で言い切る。その理由。
- 528億円2025年度の営業利益
- 91%利益に占める交通事業の割合
- 22.6%営業利益率(大手5社で1位)
この回の組み立て(章立て)
- 万博の一年
- 電車の正体
- 谷の記憶
- 核心:なぜ減益と言い切れるのか
動画公開後の動き(2026年8月5日)2026年度第1四半期(4〜6月)は純利益19%減の91億円、営業利益20%減の135億円。万博の反動で、動画で触れた減益見込みと整合する(日経)。
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EP06
【夢洲のこれから】万博の跡地は売ります。その隣の土地は、売りません
同じ島でもIR用地は35年の賃貸、万博跡地の約42haは売却。契約のかたちが真逆になった理由。
- 約42ha売却される第2期区域
- 約25億円/年IR用地の賃料
- 上限788億円土地課題の対策費
この回の組み立て(章立て)
- いくらで貸したのか
- なぜ地主が払うのか
- 残りをどう売るのか
動画公開後の動き(2026年7月3日)大阪市が第2期区域(約42ha)の開発事業者募集を開始。売却予定価格は2026年9月14日に公表予定、事業者の選定は2027年2月ごろ(大阪市港湾局)。
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EP05
【大阪海抜ゼロメートル地帯】 なぜ大阪市の3分の1は、1メートル以上沈んだのか?
地下水のくみ上げで最大293cm沈んだ大阪の西側。いまは防潮堤・水門・排水機場が街を守っている。
- 293cm最大の地盤沈下量
- 約3分の11m以上沈んだ市域の割合
- 約60km防潮堤の総延長
この回の組み立て(章立て)
- どれだけ沈んだのか
- なぜ沈んだのか
- 誰がどう守っているのか
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EP04
【考察】なんで6,500億円も、なにわ筋線で化ける街・取り残される街
37年止まっていた路線が6,500億円で着工。開業で化ける街と、取り残される街が分かれる。
- 6,500億円事業費(当初3,300億円から倍増)
- 約9,000万円1メートルあたりの建設費
- 1989年国の答申が出た年
この回の組み立て(章立て)
- なぜ37年止まっていたのか
- 誰が払うのか
- 化ける街・取り残される街
動画公開後の動き(2026-02)開業目標は2031年春のまま。2026年2月時点で全体の進捗率は2割超。物価高で事業費がさらに増える可能性も報じられている(鉄道プレスネット)。
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EP03
なぜ?【JR】大阪駅は「梅田」にある。【阪急】大阪梅田駅は梅田にない
駅名がバラバラなのは150年の建て増しの結果。2023年、うめきた地下駅で初めて統合の方向へ動いた。
- 1874年梅田に最初の駅ができた年
- 4つ同じ場所にある違う駅名
- 2023年うめきた地下駅の開業
この回の組み立て(章立て)
- 「埋田」だった150年前
- なぜ駅がバラバラなのか
- つながり始めた梅田
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EP01
【解説】結局、儲かったのか?大阪関西万博お金の話
運営収支は黒字見込み。ただし建設費と夢洲の開発費まで含めると、儲かったかどうかの答えは変わる。
- 最大370億円運営収支の剰余金見込み
- 約2,507万人一般来場者(閉幕直前の累計)
- 3.6兆円経済波及効果の試算
この回の組み立て(章立て)
- 収支の実際
- カネの流れの構造 — 2つの財布
- 夢洲のこれから
動画公開後の動き(2026年2月26日)剰余金は最大370億円の見込み。使い道は先端技術の実装化支援と大屋根リング保存で、府市と経済界が公益法人を設立する方針(日経)。最終確定は協会解散(2028年3月予定)後。
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EP02
梅田の巨大公園は儲かるのか?「緑最下位の大都市」の逆転投資【大阪を読み解く】
一等地の半分を公園にしたグラングリーン大阪。防災と地価上昇を狙った、緑最下位の大都市の逆転投資。
- 6,000億円開発総投資額
- 70万人開業3日間の来場者
- 21.7世界都市ランキングの緑スコア
この回の組み立て(章立て)
- 何が起きているか
- なぜ半分を公園にしたのか
- これからどうなるか
動画公開後の動き(2026年4月23日)「うめきたの森」の開園が2027年春から2026年11月20日に前倒し。開園時点でグラングリーン全体の約9割が開業、うめきた公園全体は2027年春頃(三菱地所)。
次回予告 — いま制作中の回
資料を読み込んでいる途中の3本です
- EP23 御堂筋から車線が消える日|2037年完全歩行者化と100年の大逆転
- EP21 新世界はなぜ復活したのか―一度死んだ塔と、112年ぶりの同じ構図
- EP24 岸和田だけじゃない|大阪だんじり600台の謎と万博集結の真実
- EP25 なぜ学問の神様が水上フェスに?|大阪天神祭り1000年の深層と町衆の執念
- EP26 万博記念公園はなぜ「巨大な森」になったのか?|6421万人の未来都市と50年の大逆転
- EP13 天下の台所|大阪はなぜ「台所」と呼ばれたのか
- EP14 大阪と東京|二つの街は何が違うのか
- EP16 梅田300m(仮題)|大阪で一番高いビルは、なぜ梅田にないのか
※ 公開順は変わることがあります。資料の確認が終わった回から出していきます。
このシリーズの約束
解説を名乗るうえで、探検隊が自分に課している3つ
- 一次資料の数字を、出典つきで出す。決算短信・統計・都市計画の資料など、もとの発表元にあたった数字だけを画面に出します。どこから取った数字かは動画内で示します。
- 裏の取れない因果は、断定しない。「AだからBになった」と言い切れるのは、資料でつながりが確認できたときだけ。推測は推測として、そう言います。
- 実写の街歩きと往復する。資料で読んだ場所には、できるだけ実際に立ちます。逆に歩いていて引っかかった場所は、資料に戻って確かめます。
あわせて読みたい
よくある質問
このシリーズについて、よく聞かれること
どこで見られますか?
YouTubeチャンネル「大阪探検隊 | Discover Osaka」で公開しています。上のエピソード一覧のサムネイルを押せば、このページを離れずに再生できます。
更新のペースは?
毎週の公開を目安に作っています。資料の確認に時間がかかる回は前後しますし、公開順が入れ替わることもあります。制作中の回は次回予告に出しています。
実写の街歩き動画とは何が違いますか?
実写シリーズは、現地で撮った映像と音がそのまま主役です。こちらは決算資料・統計・都市計画の資料といった数字を並べて、街の変化の理由を組み立てる解説シリーズ。同じ場所を、現地と資料の両側から往復して扱っています。