サクラ(みおりの親友)
「道頓堀、テンション上がるでぇ〜! グリコの看板の前でみんな同じポーズで写真撮るやつ、あれ一回やってみたかってん。 たこ焼き食べて、串カツ食べて、動くカニ見上げて、また食べて……ミナミはとにかく食い倒れの街やねん。 夜はネオンがピカピカ光って、川に映ってめっちゃきれい。人はいっぱいやけど、そのにぎやかさこそがミナミやと思うよ!」
EXPEDITION MOVIE — 道頓堀を歩く
グリコサイン、動く立体看板、川ぞいにひしめく人の波——道頓堀の「濃さ」は、写真より映像のほうがずっと伝わる。探検隊が戎橋のあたりを実際に歩いた記録です。頭の少し先(36秒ごろ)から本編がはじまります。
EXPEDITION MOVIE — 道頓堀 その2
同じ道頓堀でも、時間帯や歩くルートが変われば景色はがらりと変わる。看板を見上げ、食い倒れの店先をのぞきながら進む、もう一本の道頓堀。ミナミの空気をたっぷり味わってください。
EXPEDITION MOVIE — ミナミへ続く夜の御堂筋
おまけに、道頓堀の最寄り・なんばへと続く御堂筋のイルミネーション。ミナミの夜のスケール感は、この一本がいちばん伝わります。
道頓堀とは — 芝居の街から、食い倒れと看板の街へ
大阪ミナミの中心・道頓堀川ぞいの繁華街
道頓堀は、大阪ミナミの中心を流れる道頓堀川ぞいに広がる繁華街だ。 名前の由来は、江戸時代のはじめ(1615年ごろ)にこの運河を開いた商人・ 安井道頓(やすいどうとん)にちなむ。人の名前がそのまま街の名前になっている。
かつては芝居小屋が立ちならぶ興行の街として栄えた。 その名残で今も「道頓堀五座」といった芝居文化の記憶が残る一方、 いまの道頓堀は、食い倒れのグルメと巨大な看板で全国に知られる街になっている。
道頓堀の象徴といえば、道頓堀川にかかる戎橋(えびすばし・通称ひっかけ橋)から望む グリコサインだ。両手を上げてゴールする陸上選手のネオンで、初代は1935年に登場、 現在はLEDに更新されている。ほかにもかに道楽の動くカニ、金龍ラーメンの龍、 づぼらやのふぐ看板など、看板そのものが観光資源になっているのが道頓堀のおもしろさ。 道頓堀名物の人形くいだおれ太郎も、記念撮影の定番だ。
道頓堀の見どころ
はじめてなら、この4つをおさえておきたい
- グリコサインと戎橋 道頓堀といえばまずここ。戎橋の上から望むグリコサインは、大阪観光の定番の記念撮影スポット。夜は川面に映るネオンもあわせて楽しめる。
- 立体看板めぐり 動くカニ、龍、ふぐ。道頓堀の店先には、思わず見上げてしまう巨大な立体看板が並ぶ。看板そのものが街の名物であり、観光資源になっている。
- 食い倒れグルメ たこ焼き・お好み焼き・串カツ・ラーメン。大阪の食が集まる食べ歩きの中心地。少しずつ買って、歩きながら味わうのが道頓堀流。
- とんぼりリバークルーズ 道頓堀川を船からめぐる遊覧クルーズ。橋の下をくぐりながら、夜のネオンや看板を水上から眺められる。歩き疲れたときの休憩にも。
もっと深く — 道頓堀400年と、「看板の街」のなりたち
動画をもう一度見たくなる、道頓堀の「読み方」
道頓堀を「派手でにぎやかな観光地」とだけ覚えて帰るのは、少しもったいない。 このごちゃっとした一角には、400年分の商いと芝居と食の歴史が層になって積み重なっている。 背景を知ってから動画を見返すと、看板の一つひとつ、橋の名前の一つまで、意味を持って見えてくる。
街の名は、人の名から — 安井道頓の運河
「道頓堀」という地名は、江戸時代のはじめにこの運河(堀川)を私財を投じて開いた商人・安井道頓(やすいどうとん)にちなむ。 道頓自身は完成を見ることなく大坂の陣(1615年)で亡くなり、いとこの道卜(どうぼく)たちが工事を引き継いで完成させた。 その功績をたたえ、幕府がこの堀を「道頓堀」と名づけた——つまり、街の名前がそのまま一人の人間の名前になっている、めずらしい場所なのだ。
芝居の街から、食い倒れの街へ
運河が開かれると、道頓堀の南岸には芝居小屋が次々と立ちならび、 「道頓堀五座」と呼ばれる劇場街として大いに栄えた。歌舞伎や人形浄瑠璃(文楽)に人が押し寄せ、 芝居見物の客をあてこんだ芝居茶屋や飲食店が軒を連ねた。この「芝居+食」の組み合わせこそが、 いまの食い倒れの街・道頓堀の原型だ。娯楽と食が隣り合う空気は、400年前からこの街の芯にある。
グリコサイン90年 — 走りつづけるランナー
戎橋のたもとで両手を上げてゴールするグリコサインは、初代が1935年(昭和10年)に登場した。 以来、ネオン管からLEDへと姿を変えながら、いまの看板は2014年に更新された6代目。 背景の絵柄は時期によって切り替わり、季節や記念日で表情が変わる。 90年ものあいだ、同じ場所で同じポーズで走りつづけている——世界中から来た人が、その前で同じように両手を上げて写真を撮る。 これほど「記念写真のために存在する看板」も、なかなかない。
なぜ「動く看板」だらけなのか
かに道楽の動くカニ、金龍ラーメンの巨大な龍、道頓堀のシンボル人形くいだおれ太郎。 道頓堀の店先は、思わず見上げてしまう立体看板であふれている。 これは、商いの街・大阪の「目立ってなんぼ」という精神がそのまま形になったものだ。 動く、光る、でかい——通行人の足を止めて、店の名前を一発で覚えさせる。 派手さの裏には「どうすれば選ばれるか」を突き詰めてきた商人の知恵がある。看板そのものが、そのまま大阪の商いの文化財なのだ。
戎橋は、なぜ「ひっかけ橋」?
道頓堀のいちばんの撮影スポット戎橋(えびすばし)には、「ひっかけ橋」という通称がある。 かつて橋の周辺で人が声をかけ合った——そんな街のにぎわいから生まれた愛称だ。 いまも待ち合わせの定番で、橋の上はいつも人でいっぱい。ちなみに道頓堀川への飛び込みはとても危険で、事故につながるため絶対にやめてほしい。 橋の上から、グリコと川面のネオンをゆっくり眺めるのが、いちばん道頓堀らしい過ごし方だ。
探検隊ゼミ — 食い倒れの街を歩く
にぎやかな道頓堀を、隊員たちと歩いてみよう
道頓堀きたら、まずグリコの前で写真やんな! あの走ってる人な、初代は1935年からずーっと同じポーズで走っとぉねんで。90年よ、90年!
初めて来たとき、私も両手を上げて一枚撮りました。世界中の人が同じポーズをしている——あれは不思議な光景ですね。あの看板、いまは6代目のLEDだそうで。ひとつの広告が街のシンボルになるとは、実に面白い。
写真もええけど、道頓堀は食い倒れの街やで! たこ焼き、串カツ、お好み焼き……少しずつ買うて歩きながら食べるのが道頓堀流や。この街はな、もとは芝居小屋がぎょうさん並んだ「道頓堀五座」いう芝居の街やってん。芝居見て、飯食うて——その組み合わせが今のミナミの原っぱやねんで。
そういえば「道頓堀」って、人の名前なんやんな? さっき記事で読んで、びっくりしたわ。
そうやで。安井道頓(やすいどうとん)いう商人が、私財はたいてこの川を掘ったんや。本人は大坂の陣で亡くなって、完成を見られへんかった。その名前が、そのまま街の名前になったんよ。あと動く看板が多いのはな、大阪が「目立ってなんぼ」の商いの街やから。派手なんには、ちゃんと理由があるねん。
なるほどなぁ〜。じゃあ最後は戎橋(ひっかけ橋)の上で、川に映るネオン見よ! 夜がいちばんきれいやし。あ、でも川に飛び込むのは絶対あかんで、あぶないから! みんなで楽しく食い倒れよ〜♪
※ 隊員たちは大阪探検隊のオリジナルキャラクターです。セリフは道頓堀をやさしく知ってもらうための案内で、史実にもとづきつつ会話用にかみくだいています。最新の店舗・看板の状況は現地の表示をご確認ください。
道頓堀の歩き方・モデルコース
なんば駅を起点に、川ぞいを東西へ
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まずここ
なんば駅 → 戎橋でグリコサイン
なんば駅から地上へ出て、まずは戎橋へ。橋の上から定番のグリコサインを見て、記念の一枚を。ここが道頓堀のスタート地点。
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食べ歩き
道頓堀ぞいを東西に食べ歩き
戎橋を中心に、川ぞいの通りを東西へ。たこ焼き・串カツ・お好み焼きを少しずつ。人気店は行列になることもあるので、時間に余裕を。
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見上げる
立体看板を見上げながら散策
動くカニ、龍、ふぐ、くいだおれ太郎。歩きながら看板を見上げていくだけでも楽しい。写真映えするスポットが次々に現れる。
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夜がベスト
ネオン点灯後がいちばん道頓堀らしい
暗くなると看板とネオンに灯がともり、街の雰囲気が一変する。川面に映る光まで含めて、夜の道頓堀が本番だ。
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余力があれば
法善寺横丁・宗右衛門町の路地へ
大通りのにぎわいから一歩入ると、石畳の法善寺横丁や宗右衛門町など、しっとりした路地が広がる。ミナミの別の顔ものぞいてみたい。
アクセス
大阪ミナミの中心。主要駅からすぐ
| 場所 | 大阪市中央区・道頓堀川ぞい(戎橋周辺)。大阪ミナミの中心にあたる繁華街。 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線・千日前線「なんば」駅、または近鉄・阪神「大阪難波」駅からすぐ。 |
| 心斎橋から | 心斎橋筋商店街を南へ歩けばすぐ。ショッピングとセットで回れる近さ。 |
| ベストな時間 | 夜(ネオン点灯後)がいちばん道頓堀らしい。昼は食べ歩き向き。 |
| 注意 | 道頓堀川への飛び込みは大変危険です。事故につながるため、絶対にしないでください。 |
道頓堀の公式観光情報(大阪観光局 OSAKA-INFO)
大阪観光局の公式サイト。道頓堀の見どころ・アクセス・最新の観光情報は、公式ページでもあわせてご確認ください。
おでかけの準備に
難波・心斎橋エリアの宿泊
道頓堀を夜まで楽しむなら、難波・心斎橋まわりに泊まると帰りがラク。ミナミの中心で観光もグルメも徒歩圏になる。宿泊予約サイトで空室と料金を比べてみてほしい。
※ 上記のボタンは外部の予約サイトに移動します。空室・料金・きっぷの内容は各サイトの最新表示をご確認ください。当サイトは今後これらのリンクにアフィリエイトプログラム(広告)を導入する場合があります。
よくある質問
おでかけ前に気になること
グリコサインはどこ?
道頓堀川にかかる戎橋(えびすばし)のたもとにあります。橋の上が定番の撮影スポットで、走る陸上選手のネオンがランドマーク。夜のライトアップが有名で、川面に映る光もあわせて楽しめます。
なんば駅からの行き方は?
大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線・千日前線「なんば」駅、または近鉄・阪神「大阪難波」駅からすぐです。心斎橋からも徒歩圏で、心斎橋筋商店街を南へ歩けば戎橋に出ます。
いつ行くのがいい?
ネオンが灯る夜がいちばん道頓堀らしい時間帯です。食べ歩きは昼から夕方も楽しめます。いずれの時間も人出が多いので、歩きやすい服装で出かけてください。
探検隊のホンネ
夜のにぎわいこそ道頓堀の本領だけど、正直、週末の夜の戎橋は前に進めないレベルで混む。人気のたこ焼き店は行列も長い。 混雑が苦手なら、ねらい目は平日の夕方。明るいうちに看板と川をゆっくり見ておいて、 日が落ちてネオンが灯る瞬間まで居座るのが、いちばんおいしいところ取りだと思う。